「正直言って、どの選手もぱっとしません。過去のデータを分析しても、へえーと驚くような選手は一人もいないのです」
と解説するのは、メジャー評論家の友成那智氏。
「5人の中で、一番疑問符がつくのは、ブリンソンです。彼はストレートには強いが、カーブやスライダーなどの変化球が苦手です。ストレートの打率は3割8分ですが、変化球は0割7分1厘とまるで駄目です。質の高い変化球を投げる日本の投手には苦労するでしょう。しかも、ストレートに強いといっても、スピンが効いていて浮き上がってくるような一流のストレートは打てず、空振り率は48.5%でした。日本での成績は、打率は1割5分、ホームランも全く期待できないでしょう。1カ月くらいで一軍登録抹消になる可能性もありますね」
もっとも、守備だけは日本で通用するという。
「足も速く、肩も強く、守備範囲も広い。試合がピンチになると、守備でスーパープレーを見せることもありました。守備要員としては使えるでしょうが……」
4人の投手はどうか。
「ロペスは、ストレートが速く、平均155キロくらい。最速160キロを出したこともあります。ただ、スピードがあってもスピン量が少ないので威力がありません。だから、武器はスライダーですね。スライダーの制球がいい時と悪い時の波があるのですが、ボールギリギリにコントロールできれば、右打者なら打ち取れるでしょう。セットアッパー候補と言われていますが、負けパターンのミドルリリーフでの起用になると思います。20試合に投げて、成績は1勝1敗、防御率は4点台くらいでしょうか」
ビーディは先発ローテーションに入れるか。
ビーディは先発ローテーションに入れるか。
「ビーディは2020年にトミー・ジョン手術を受け、まだ回復途上です。ストレートは平均154キロで、チェンジアップを武器にしています。この手術の後、速球が速くなる選手が2割ほどいます。巨人はそれを期待しているのではないでしょうか。うまく回復したら6勝6敗、防御率は3点台でしょうか」
グリフィンはどうか。
「自身の誕生日だった2020年7月27日にタイガース戦で救援登板し、メジャーデビューしました。初登板初勝利を挙げたのですが、その試合で左肘を痛めて翌月、トミー・ジョン手術を受けました。速球は球威がないのですが、コントロールのいいカーブが武器になっています。ゴロを打たせるのが上手い投手ですね。手術からまだ回復していないので、巨人はビーディかグリフィンでどっちかが回復したらめっけものと思っているのかもしれません。こちらも回復したらですが、1勝1敗、防御率は4、5点台ですね」
昨年、メキシカンリーグで活躍したメンデスは期待できるか。
「メンデスは、メジャーではほとんど実績を残していませんが、昨年のメキシカンリーグでは、防御率は2.78でタイトルを獲っています。メキシカンリーグは2000メートルの高地で試合を行うので、球が飛びやすくバッターが有利です。首位打者は4割2分で、3割バッターは沢山います。そんな中で防御率2点台は評価できる。日本で活躍する可能性もある。ただ、彼はこの冬、レベルの高いベネズエラのウィンターリーグに出場し、2勝4敗、防御率が4.60と良くなかった。今のところ、成績を予想すれば2勝3敗、防御率は3.50でしょうか。結局、4人の投手より、昨年放出してロッテに入ったC.C.メルセデスの方が上ですね。彼を残すべきでした」
誰が去年の新外国人でウォーカーが1番活躍すると予想出来たよ
たいていが未知数だから評価対象外にするから
横浜広島中日なんて新外人の名前も知らんし
中日とか獲得したかどうかも知らん
メルセデス以上の助っ人なんかそうそうおらん
センターちゃんと守れてそれなりに打てる外国人なんて日本来ない