レンジャーズ傘下3Aラウンドロックから自由契約となっていた筒香嘉智(31)が1日、米独立アトランティックリーグのスタテンアイランド・フェリーホークスと契約することが決まった。
筒香は昨年8月にパイレーツから自由契約となり、直後にブルージェイズとマイナー契約を結んだものの、一度もメジャー昇格することなくシーズン終了。
今季は1月にレンジャーズとマイナー契約を結び、3A51試合で打率.249、6本塁打、33打点の成績だった。
6月は打率3割、3試合連発を含む4本塁打と調子を上げていたが、同22日に自ら契約を解除して、自由契約に。米国内で移籍先を探っていた。
さる球界関係者がこう言った。
「日本でも古巣DeNAをはじめとした複数球団がオファーし、筒香本人も日本から熱心なオファーがあったことを認めていたが、今回もまた帰国するつもりはなかった。
米国でやり切っていないという思いが強いのです。ちなみに、熱心だったのは巨人ともっぱらです」
現在、巨人の支配下選手は68人。4位から逆転優勝へ向けた起爆剤として、移籍期限の7月31日ギリギリまで枠を空けて獲得を模索していた。
「原監督はかなり前から、筒香が日本球界復帰を決断したら、すぐに獲得に動くよう号令をかけていた。
昨年末の段階で『本人の気持ちはあくまで米国だけど、うちもかなり熱を入れて誘っている。来る可能性があると聞いている』と胸を張る巨人関係者もいた。
それでも、本人は米国の独立リーグを選択した。原監督としてはフラれた気分でしょう」(前出の関係者)
この日のヤクルト戦は菅野が先発。7月17日の同戦では、3分の1回を6安打6失点で自身最短のKOとなり、
「前回、すごい悔しい屈辱的な思いをした。間違いなくそういう思いは、あそこからずっと持ち続けている」とリベンジを期して臨んでいた。
菅野は8回を投げて6安打1失点。巨人打線がヤクルトの3年目左腕・山野に7回無失点に抑えられたため、好投も報われず、4敗目(2勝)となった。
これで首位阪神とは7ゲーム差。あえなく筒香にフラれたことで、8月反攻は既存戦力で実現するしかなくなった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9705685a9ce8499b85fdf9cce2f31e3fc6db581
巨人だけじゃないんやで