有原 航平(ありはら こうへい、1992年8月11日 - )は、広島県広島市佐伯区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
彩が丘小学校2年生の時に「河内少年野球クラブ」に入団、当時から投手を務めた。三和中学校では軟式野球部に所属した。
広陵高校では2年生時の春にベンチ入りし、秋にエースになった。3年生の時、選抜高校野球では4試合に先発登板、計33回2/3を投げ被安打26、奪三振37、失点18(自責点9)、防御率2.41の成績で、チームはベスト4入りした。
日大三高との準決勝は8回までリードしていたが、雨が降る中、バントの打球を一塁へ悪送球し、その間に走者が生還して同点にされるとその後も6点を奪われ逆転された。右肘に違和感を覚えた影響で全国選手権・広島大会では登板を回避。
全国大会2回戦(初戦)の聖光学院戦で先発登板、歳内宏明との投げあいで8回を投げ自身の暴投による1失点のみの好投もチームは敗れた。
早稲田大学では1年生の時の春季リーグの開幕2戦目で初登板。2年生時、チームが優勝した全日本大学野球選手権では抑え投手としてコールド勝ちした初戦を除く3試合の9回に登板し無失点だった。
3年生時の秋季リーグで8試合50.1回を投げ防御率0.72で、東京六大学野球リーグの最優秀防御率のタイトルを獲得し、4年生時の春にはベストナイン(投手)に選ばれた。
6月に第27回ハーレムベースボールウィークの大学日本代表の候補に選ばれ選考合宿に参加したが、最終メンバーには選ばれなかった。
秋季リーグでは開幕前に右肘に違和感を覚え開幕戦での先発を回避したが、シーズン中に復帰登板を果たした。大学通算成績は62試合271回を投げ19勝12敗、210奪三振、防御率2.72。