【巨人】阿部慎之助新監督「ど真ん中投げろ」 畠世周、横川凱らに大谷のWBC決勝引き合いに出し直接指導
「逆の発想じゃないけど、コースを狙って真ん中に行くのが打たれるんでしょと」。厳しいコースを意識しすぎて腕の振りが弱くなれば、球威、制球ともに精度が下がる。それならば、打てるもんなら打ってみろ、ぐらいの気概で投げ込む方がいい。「ど真ん中に投げるのも難しいと思う」。真ん中狙いの強い球が適度に散るのは相手にとって脅威。その思考を共有し、眠れる力を呼び起こした。
感化されたのは球史に残る名勝負だ。「WBCの最後見てみて。トラウトと大谷くん。もちろん大谷くん級のピッチャーは(巨人には)いないんだけど。アウトロー狙ってた? あれが理想、目標にしていきたい勝負かなと思う」。決勝の9回2死、1点差で実現したスター対決。大谷は160キロの真ん中付近の剛速球で追い込み、最後は空振り三振に抑えて帽子を投げ飛ばした。あの強じんなメンタルを最高の手本に挙げた。
それだけではない。この日の朝、テレビのスポーツニュースで米大リーグのポストシーズンをチェック。「最後、アウトローじゃなく、ど真ん中で三振して終わった。今日言おうと思っていたから、そうなんだろうなと」。もともと、ど真ん中指令を投手陣に出すつもりだったが、レンジャーズが12年ぶりにリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた試合でのレクラクの投球シーンを再確認した上でグラウンドに出た。
畠を高く評価
足りないのは度胸だと
畠は今季1軍登板なし。新監督は「ボール自体は何を投げても一級品。コントロールばかり意識しているのかなと。そこも大事だけど、ど真ん中に投げ込む度胸があるかないか。最後はそういうところ」と見ている。今季の巨人はリーグ5位の与四球401。四球からの失点が多かった。畠や横川だけでなく「(投手陣全体に)言っていこうかなと。コースに投げて、ボールと言われたらどうしようもないから」。意識を変えて課題克服を目指す。
杉内コーチも共鳴
1軍投手コーチとしての方針については「真ん中に腕振って投げるという考えにはすごく賛成。真ん中から広げていってほしいというのが僕の考え」と、新監督が15日に示した考えに共鳴。「そのために強い真っすぐを投げる、だからフィジカルを鍛えようというのは、コーチ5年目だがぶれることなく言っている」と強化策を掲げた。
だから結局散らされるんだから良いよねと言ってるんだが?定期
確かに
コース狙って弱い力で投げたのがど真ん中行ったら失投だけど
ど真ん中狙ってエイヤーと投げればそれはそのままど真ん中行っても失投にはならない
ん?どした??
そうか?今のところ期待できるけど
ストレートでファール稼いで落とすのがNPBなら通用するし