新米と古米(しんまいとこまい)は、その年に収穫された米と、前年に収穫された米。
同様に、前々年に収穫された米を古古米・古々米(ここまい)、以下同様に、古古古米・古々々米(こここまい)、古古古古米・古々々々米(ここここまい)と、古(こ)を収穫した年から現在までの年数分呼ぶ。
新米と古米の区別について、明確な定義はない。
11月から翌年10月までの米穀年度を基準にすると、11月1日をもって新米が古米に変わることになる。
ただしこの定義は、夏から10月までに取れた早場米に適用できない。なお、新米・古米の区別と直接には関わらないが、米の備蓄計画では7月から翌年6月までの1年間を単位としている。
米の品質変化は梅雨時期に大きいため、梅雨明けに古米になると考えることもある。ただし、現代では低温倉庫が普及したため、必ずしも梅雨時期に変化が大きいとはいえない。
JAS法に基づく「玄米及び精米品質表示基準」によれば、新米と表示できるのは、収穫年の年末までに精白・包装された精米に限る。
そのため、店頭で新米と表示された米が売られるのは、翌年の年初か、せいぜい春までである。ただし、新米と表示できなくなったからといって、古米になるというわけではない。
愛知県で一番早い新米の出荷式が、弥富市で行われました。
JAあいち経済連によりますと弥富市は、県内有数の早場米の産地で、今月6日ごろから「あきたこまち」の収穫が始まりました。
弥富市のJAあいち海部鍋田集出荷場で10日にあった「あいち米初出荷式」には、関係者約60人が出席しました。