巨人〝虎アレルギー〟特効薬にFA市場参戦か 球団幹部「ありえなくはない」照準はDeNA・石田らCランク左腕?
来季の巻き返しに向けて打つ手はあるのか。圧倒的投手力の差を埋めるならば、即効性があるのは国内FA選手の獲得だが、巨人の球団幹部は「AとかBランクの選手にはいかないよ。せっかく育ってきている若手の蓋になる。どの選手も人的補償で持っていかれるのは避けたい」と明言。楽天・松井裕や日本ハム・加藤らFA戦線で最大の出物への獲得調査はきっぱり否定する。
一方で「補償が必要ないCランクはありえなくはない」と含みを持たせた。
幸いにも、今季FA権を取得したCランクで今の巨人にうってつけの左腕がいる。
昨オフの契約更改で複数年契約を断って単年6200万円の契約を結び、今年4月に権利取得したDeNA・石田健大投手(30)だ。石田は今季4勝9敗、防御率3・88と特筆すべき数字ではないが、ここ3年間の阪神戦に限ると4勝2敗、防御率1・62と安定。甲子園では4試合の登板で防御率0・69と大の得意にしている。
今季のDeNAは甲子園で開幕から8連敗を喫していたが、9試合目の7月14日に5回無失点でストップしたのが石田。阪神戦は1勝2敗、防御率2・75だったが、敗戦投手になったのはいずれも本拠地の横浜だった。
巨人には今季の阪神戦で白星を挙げた先発左腕は不在。原監督はライバルに独走を許した要因として「1、2、8番にやられた」と分析。近本、中野、木浪の左打者トリオの存在を挙げた。この快足好打の3人はそのまま阪神打線の得点源。ここを封じられる左腕がローテーションにいなかったことも、完敗の要因だ。
3年連続で阪神に負け越している巨人。昨年、一昨年はいずれも負け越しは4つだったが、今季は3倍増と相性は劇的に悪化した。20年オフにDeNAから迎え入れた梶谷、井納以来、3年ぶりとなるFAの宝刀が抜かれるのか。来季も阪神の独走を許すわけにはいかない。
〝Cランク1番人気〟はオリックス・山崎福也か
今季権利を取得したCランク選手で最も人気が出そうなのがオリックス・山崎福也投手(31)。優勝の懸かった大一番となった20日のロッテ戦(京セラドーム大阪)では5回途中2失点で勝ち負けこそ付かなかったものの、ここまでローテーションを守って9勝5敗、防御率3.56の2ケタ勝利とキャリアハイ更新に向かっている。
また昨年のヤクルトとの日本シリーズ第2戦では適時打を放ち、交流戦でも3年連続安打を打って、今季は5打数2安打1打点。通算打率.273と野手顔負けの打撃は、セ・リーグで高く評価されている。
父は元巨人の捕手で一昨年までコーチとして在籍していた山崎章弘氏(62)ということもあり、巨人とのパイプが太いとみられていたが、章弘氏は2021年限りで退団している。
パ・リーグ球団編成担当は「オリックスの中垣巡回ヘッドコーチへの信頼が厚く、残留に傾いていると聞く。チームもエースの山本がポスティングで抜けることが既定路線だから、引き留めたいはず」とFA宣言するかどうかは微妙な情勢とみる。
実力のみならず甘いマスクと穏やかな人柄は、日大三高や明大時代から人気が高い。市場に出れば引く手あまたとなりそうだが…。
優勝候補に居ても目立たないからアリやろ
山崎福は打ちたくてたまらない奴だからセのほうが向いてる
大勢は調子落としてるし
き、菊地
菊池はええよな~
何がええって眉毛がええわ
投手なんかなんぼいても邪魔にならんし