【巨人】今季限り退任の阿波野コーチ 気遣いが裏目…生じていた投手陣との〝すれ違い〟
チーム関係者はこう明かす。
「阿波野コーチが披露する〝小ボケ〟が選手の間ではあまり評判が良くなくて…。最初こそ笑っていたのですが、小学生がするようなイタズラやギャグばかり仕掛けてくるので、選手たちも内心は『…で?』といった感じで毎回反応に困っていました」
もちろん、阿波野コーチなりのコミュニケーションの一環だったに違いない。特に投手陣は20代の若い選手も多く、距離を縮めようと考えたなかでの行動だったのだろう。だが、かえって選手たちに余計な気を使わせるような事態を招いてしまっていたという。
お互いの〝すれ違い〟は試合が緊迫したマウンド上でも起きていた。今季のチームでは投手交代は原監督が球審に告げ、そのままマウンドまで足を運んだ。それ以外のピンチの際などにマウンドへ行く役割は阿波野コーチが務めていた。その時の「声掛け」にもまた投手陣との間に〝温度差〟が生まれていた。
「阿波野コーチがマウンドに来るタイミングが絶妙にワンテンポ、ズレている時があるんですよね。声が小さかったりして、何を言っているのか分からない時もあったらしいですし、選手によってはそれが原因でフラストレーションがたまった人もいたと聞いています」(別のチーム関係者)
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