小園 海斗(こぞの かいと、2000年6月7日 - )は、兵庫県宝塚市出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。広島東洋カープ所属。
宝塚市立逆瀬台小学校1年時に宝塚リトルで野球を始め、宝塚市立光ガ丘中学校では枚方ボーイズでプレー、3年時に全国優勝を経験。
同期には藤原恭大がいた。侍ジャパンU-15に選ばれ、松山で行われたアジアチャレンジマッチ2015に出場した。
報徳学園高校進学後は1年春からベンチ入りし、同夏からレギュラーで2年春のセンバツ出場、4強進出。同年夏は県予選で敗退。
その後2年生時に選出された侍ジャパンU-18では正遊撃手も務めた。
3年夏の甲子園では、聖光学院戦で大会タイ記録となる1試合個人3二塁打、8強進出し、甲子園大会後の世界大会では2年連続で侍ジャパンU-18に選出された。
2018年10月25日のドラフト会議で4球団競合し(オリックス・バファローズ、横浜DeNAベイスターズ、福岡ソフトバンクホークス、広島東洋カープ)、広島が交渉権を獲得、11月10日に神戸市内にて契約金1億円プラス出来高払い・年俸800万円で仮契約を結んだ。
担当スカウトは高校の先輩でもある鞘師智也。
2019年は、2月24日のオープン戦の開幕戦で4回からショートとして出場し、2打席目に山﨑康晃からレフト前にヒットを打つ。
3月3日の埼玉西武ライオンズとのオープン戦では、3打席目に武隈祥太からライトに本塁打を打つ。
3月21日の対東京ヤクルトスワローズとのオープン戦でも石山泰稚から本塁打を打つ。高卒の新人選手がオープン戦で複数本塁打を放ったのは炭谷銀仁朗以来でドラフト制後2人目。
50メートル走5秒8の俊足、高校通算38本塁打の打力、深い守備位置からアウトにできる肩の強さと、走攻守三拍子が高いレベルで揃った選手。遠投110メートル。
愛称は「ゾノ」など。
山田哲人は宝塚リトルの先輩にあたり、毎年オフシーズンには山田らヤクルト勢と合同自主トレを行っている。