宮城県の塩釜のブランドマグロ「三陸塩竈ひがしもの」を全国の人に知ってもらおうと、福岡まで空輸する初めての取り組みが、19日から期間限定で始まりました。
空輸されたのは18日、塩釜港で水揚げされ「ひがしもの」と認められた2匹のメバチマグロ合わせて30キロです。仙台空港の貨物カウンターに運び込まれると箱の中に危険物が入っていないかなど検査を受けました。
鮮度が重要となる「ひがしもの」はこれまで県内のほか、首都圏に陸路で運ばれていましたが、おいしさを全国の人に知ってもらおうと日本航空が初めて空輸を企画しました。
「ひがしもの」を仕入れた塩釜港 森雄大さん:
「本マグロよりも好きな方が宮城にはいるくらいおいしいマグロなので、これを機に色んな所にひがしものが広まっていけばいいなと思います」
福岡空港まで運ばれた「ひがしもの」は、20日から空港内の飲食店で提供されます。空輸は、試験的な取り組みで11月2日までの期間限定です。
今回は、期間限定ということで今後、日常的に空輸を続けるかどうかについては未定だということです。ところで、VTRでインタビューに答えていた森雄大さんですが、2012年、楽天イーグルスにドラフト1位で入団した元ピッチャーの森雄大さんです。去年、戦力外となり塩釜のすし店で、従業員として第二の人生を歩んでいるとのことです。
プロ辞めたらみんなYouTuberだとかなるもんだと思ってたから意外