「週刊文春」編集部
「ロッテは来オフに佐々木朗希投手(22)のメジャー移籍を容認せざるを得ないはずです」(球界関係者)
12月10日付のスポニチアネックスが〈ロッテ・朗希が今オフのメジャー挑戦要望〉と報じた。その背景には、ロッテと佐々木が交わした“密約”の存在が囁かれている。
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契約交渉やマネジメントに関わる人物が情報をリークか
大谷翔平投手のドジャース入りが決まった当日に流れたスポニチの“スクープ”。ところが、佐々木本人はもちろんロッテ側も、一切、コメントせず、沈黙を保っていた。
この不可解な報道は、「佐々木側に近い人物のリークではないかと見られている」(同前)。
その人物こそ複数のIT関連企業を経営する40代のX氏だ。慶應大学卒のX氏は、2019年に佐々木の母と伯母がそれぞれ立ち上げたスポーツマネジメント会社2社の執行役員を務めている。
「X氏は、大船渡高校時代から、佐々木の家族と関係を深めてきました。2019年のドラフトでロッテから1位指名を受けた時も、契約交渉をサポートしています」(ロッテ担当記者)
現在、佐々木のマネジメント窓口は大手広告代理店の電通だが、電通とタッグを組んで佐々木の直接的なサポートをしているのがこのX氏だ。
またX氏はこのオフにドジャースと大型契約を結んだ山本由伸投手(25)のマネジメントも手がけ、山本の実姉が経営する会社の役員でもある。
佐々木はロッテとサイドレターをつきで契約を交わしていた
実は、そんなX氏が、ロッテと佐々木の間に横たわる“密約”の存在を吹聴しているというのだ。
X氏から直接、その内容を聞いた前出の球界関係者は、こう証言する。
「入団交渉の席上、佐々木くんが希望した時にいつでもメジャーに行かせるようにロッテに要求したのです。ロッテ側もかなり渋って交渉は難航しましたが、この条件を飲まなければ、入団しないと強気に出た。最終的にはロッテが受け入れ、サイドレターをつけることで契約にこぎつけたという話でした」
この年のドラフト会議は10月17日に行われ、他の指名選手の多くは11月上旬には入団内定が発表されている。しかし佐々木のロッテ入りが決まったのは11月30日。1位指名された12選手の中で最も遅い入団合意だった。
「X氏は『このサイドレターがあるから、いつでもメジャー移籍ができる。プロ野球の球団なんてチョロい』と豪語していた。今回の佐々木くんのメジャー直訴は、『来年は必ずメジャー移籍を実現する』という意思表示。サイドレターがあるため、来季ロッテは、認めざるを得ないのだろうと思います」(同前)
「もう少しチームに貢献してから…」ファンの反応は様々
スポニチのスクープに対し、「早く佐々木くんがメジャーのマウンドで投げる姿が観たい」とファンも沸いたが、「まだロッテで1年を通じて活躍した実績がない。時期尚早」とする声も多い。
これまでポスティング制度でメジャーに移籍した投手は10人超。彼らが日本のプロ野球で登板した通算投球回数は、ほとんどが800回を超えており、1000回を超えて移籍が認められたケースも少なくない。
2017年、プロ5年目終了後にポスティングで移籍した大谷も、日本ハムで通算543回に登板。打者としても403試合に出場している。
一方の佐々木は、今季終了時点で通算投球回数は、約283回。来季フル稼働したとしても500回には遠く及ばない。ファンが「もう少しチームに貢献してから移籍して欲しい」と言うのも無理ないのかもしれない。
球団は密約について「ノーコメント」を貫く
また“密約”が真実ならば大きな問題だと語るのは、NPB関係者だ。
「各球団がこぞって獲得を目指す選手が、『無条件でのメジャー移籍容認』を求めるようになると、ポスティングやFAなど、日本球界が構築してきたメジャー移籍制度が根幹から崩れてしまう。日本球界の空洞化が一気に進む危険性も孕んでいます」
ロッテ球団の広報に密約について尋ねたが、「ノーコメント」。X氏にも密約に関する発言について聞くと「そのような事実はございません」と回答した。
多くの野球ファンが、佐々木のメジャーでの活躍を待ち望んでいる。果たして立つ鳥跡を濁さぬ移籍にできるか。
まだまだブレがあるから負荷がときどき集中して怪我する
もう低レベルのNPBで投げて肩を消耗したくないんだろう
そしてメジャーは中4日だから額面通りに起用されるとすぐ壊れる
これ佐々木は理解してんのか
MLBは期待の若手投手には過保護だぞ
今のメジャーは日本で思われてるほどには中4日じゃないよ
菊池は32試合に投げて中4は16試合、千賀は29試合に投げて中4は3試合、ダルは24試合に投げて中4は9試合、大谷は23試合に投げて中4は0試合、マエケンは21試合に投げて中4は7試合ってのが昨季の日本人投手たち
彼らは特別待遇でそうなってるわけじゃなくてチームのアメリカ人の同僚投手たちも同様の運用で回ってる
千賀は多少配慮されてたろ
佐々木は中6日でしか運用してないにもかかわらず100イニング前後なのが問題
メジャー行きたいなら170イニングは投げないとな
25試合×7回=175回
レベルの落ちるNPBで1年通して平均7回投げられないで行く意味なし
ロッテの試合なんて誰も見ないんだから
はやく大谷みたいにメジャーで活躍してほしいと思うのがファンだよ
ロッテははよ認めろや
1試合完全試合するすごい能力よりコンスタントに10勝してくれる投手の方が価値が高い
佐々木の速球は日本だと圧倒的だけどメジャーでは中継ぎリリーフなら佐々木より速い奴も何人かいるしな
瞬間的に凄い力出すよりコンスタントに勝てる投手にならないと向こうはポテンシャルだけでは評価されない