https://news.yahoo.co.jp/articles/a7dc36bc8ededa18deece33d0cef20e85f51b55f?page=2
「藤浪自身にも問題がありました。二軍首脳陣がアドバイスをしても『でも…』と口答えをするので、みんな腫れ物に触るような雰囲気でした。練習メニューも彼自身が決めていました。そのせいか毎年、微妙に投球フォームも変わるんですよ。腕を振るときのヒジの高さ、踏み出すほうの左足をインステップぎみにするとか。オフのトレーニングでも、ダルビッシュ有(36)に師事した時期もあれば、自主トレで前田健太(35)に帯同したり、巨人・菅野智之(33)に教わりに行ったり…」(在阪メディア記者)
「迷い」もあったようだ。そんな“自分探しの旅”を終えられない状況下にあったとき、声を掛けてきたのが、代理人のスコット・ボラス氏(70)だという。
「環境を変えてみないか?」
かつて甲子園を沸かせたその才能を惜しみ、メジャーリーグの練習環境の素晴らしさなどを伝えたという。
話は、公式戦初登板の4月1日に戻る。
3回途中8失点と不甲斐ない結果はもちろんだが、アスレチックスは「人気の大谷」を迎えての本拠地主催、それも日本時代の元ライバルが迎え撃つということで“観客増”を期待していたそうだ。しかし、スタンドはガラガラだった。
「藤浪はオープン戦5試合に投げて、四死球18をカウントしました。米国の野球ファンは『四球=退屈』と見ており、藤浪を応援しにくいようです」(現地関係者)
「突然崩れるヤツ」――。試合を中継したラジオの実況アナウンサーは、そう嘆いていたそうだ。「中継ぎ降格」も囁かれるが、今やマイナー落ちの可能性も出てきた。
NPB史上屈指の才能に指導できるやつが2軍になんているわけないやん