WBCで侍ジャパン落選も…阪神の切り込み隊長に「球界No.1リードオフマン」の声が
https://news.yahoo.co.jp/articles/03dbd39c18b111502304b19df3a4f125f68c3ed2
近本と言えば、スロースターのイメージが強い。3、4月の月間成績を見ると、2021年が打率.222、2本塁打、7打点。昨年が打率.231、0本塁打、3打点と春先は調子が上がらず、気温の上昇と共に安打を量産していた。だが、今年は違う。3、4月に打率.333、2本塁打、14打点の好成績をマーク。チャンスメークするだけでなく、36打数18安打で得点圏打率.500と驚異的な勝負強さで、ポイントゲッターとして稼働している。
スロースターター
じゃないの?
近本は打撃好調の要因について、5月中旬に週刊ベースボールのコラムで秘話を明かしている。
「チームメートの熊谷(敬宥)の言葉も大きかったんです。『チカさんは、ポイントは深いほうがいいと思っていませんか? 左の良い打者って、みんなポイントが前だと思います。逆に右バッターはポイント近いですよ』って。あいつめちゃくちゃ野球が好きで、勉強していて、ベンチから試合を見ているから、僕のこともよく分かっているみたいなんです。その助言を意識し『追い込まれていてもポイントを前にしていればファウルにできるな』と」
他球団のスコアラーは「近本のすごさは対応能力ですね。穴がないので抑えるパターンを見つけるのが難しい。1打席目を凡打に仕留めても、2打席目で同じ攻め方をしたらアジャストしてヒットゾーンに打球を飛ばされる。盗塁に関してもただ足が速いだけでなく、走塁技術が高いので塁に出すとバッテリーは神経を使う。WBCには出場できませんでしたが、球界No.1のリードオフマンだと思います」と評価する。
今月24日に発表された「マイナビオールスターゲーム2023」のファン投票中間発表で、セ・パ通じて最多得票となる5万5596票を集めた。18年ぶりのリーグ制覇へ、近本が攻守でチームを引っ張る。
右だけど一瞬スイッチやってた
両打ちや