大野 雄大(おおの ゆうだい、1988年9月26日 - )は、京都府京都市伏見区出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。中日ドラゴンズ所属。
2020年(令和初)の沢村栄治賞受賞者。2021年開催の東京オリンピック 野球 金メダリスト。血液型はO型。
京都市立砂川小学校5年時に修道スポーツ少年団に入団し軟式野球を始め、6年からは投手を務める。
京都市立藤森中学校では軟式野球部に所属し、2年時の練習試合で四球を連発して試合を壊してしまい、大野も不甲斐なさや悔しさから野球を辞めようと考えていたがチームメイトの励ましで立ち直り、その後は必死に練習するようになった。
大野はこの試合が投手としての第一歩になったと語っている。
それまで外野手との兼任だったが投手に専念し、3年夏に京都市大会で優勝した。その頃から京都の軟式野球界では名の知れた存在となっていた。
公立の鳥羽高等学校への進学を考えていたが、三原新二郎が野球部監督を務める京都外大西高等学校へ誘われて入学。
なお三原は1年時に監督退任することになり、2年時からは上羽功晃に師事することになる。2年春からベンチ入りし、チームは第87回全国選手権に進出。
ドラフトで指名を回避されるかもしれないという不安感を持っていたが、中日ドラゴンズから単独1位指名を受けて入団。
12月1日に、契約金1億円、出来高払い5000万円、年俸1500万円で仮契約を結んだ。