【中日】柳 8回8奪三振1失点完投負け→「何を言っていいかわからないンゴ。。。。」

　またしても好投が報われなかった。中日・柳裕也投手（29）は20日のヤクルト戦（神宮）に先発し、8回まで8奪三振で5安打1失点と力投したが、打線の援護に恵まれず、今季9敗目（3勝）を喫した。

初回は2三振を含む三者凡退と好スタート。しかし、悔いが残るのは2回だ。先頭サンタナから右越えに先制の13号ソロを被弾。3回以降は再三、走者を背負いながらもツバメ打線を散発3安打に抑え、8回まで無失点と粘りの投球を披露した。

前回13日の広島戦（バンテリン）では9回無安打無失点の快投劇を見せたが、打線が沈黙。チームは延長10回にサヨナラ勝ちを収めたが、柳にとって幻のノーヒットノーランとなり、勝ち星は得られなかった。

2試合連続で打線から見殺しにされた柳だが、試合後、唯一の失点となったサンタナの一発を「反省します」とポツリ。それでも「ちょっと何て言っていいか分からないが、やっぱり勝てていないし、負けも先行している。自分の状態も内容も良いところがあったし、悲観することなく最後までチームを勝たせられるように。相手投手が良ければそれを上回るだけの投球をしないといけない」と声を絞り出した。

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