阪神タイガース Women(はんしんタイガース ウィメン、英: Hanshin Tigers Women)は、日本の女子硬式野球クラブチーム。2021年1月、阪神タイガースにより設立された。
日本野球機構(NPB)加盟のプロ野球球団が設立に携わる女子硬式野球クラブチームとしては、埼玉西武ライオンズ・レディース(2020年創設)に次いで2例目。全日本女子野球連盟と関西女子硬式野球連盟(ラッキーリーグ)に加盟している。所在地は兵庫県西宮市。
埼玉西武ライオンズの公認によって2020年1月に誕生した埼玉西武ライオンズ・レディースに次ぐ2例目のNPB球団傘下の女子硬式クラブチームとして、2021年1月に創設。
会場費やユニフォーム、ボールなどの用具などについては球団の支援を受けて活動するが、基本的に球団と選手の間に雇用関係はなく、選手個人に対する金銭的支援は行わないクラブチームとしての運営であるため、所属選手はチームでの活動と並行して別途職業・学業等に従事する形となる。
なお、一部の選手・スタッフは球団の事業本部振興部所属の球団職員として「タイガースアカデミー ベースボールスクール」の専属コーチも務める。
活動期間は2月から11月で、タイガースの本拠地球場(阪神甲子園球場、阪神鳴尾浜球場)及び併設の室内練習場などを中心に、西宮市周辺を会場として週3回程度の個別練習・毎週末の全体練習を実施。
全日本女子野球連盟及び関西女子硬式野球連盟に登録して活動している。また、シーズンオフ期間中にはタイガースの監督、コーチ、選手らと共に野球教室開催、小学校訪問なども行う。
母体球団の阪神タイガースにて永久欠番となっている背番号(10、11、23)については着用を可能としており、2023年現在全ての番号が着用されている(下記参照)。なお、将来的に女子独自の永久欠番が制定されるかは未定。
阪神の女子硬式野球クラブチーム「阪神タイガースWomen」は10日、第19回全日本硬式野球選手権大会(愛媛・松山)の大体大との準決勝に臨み、延長8回タイブレークの末、10-5で勝利した。
同点で迎えた延長8回1死一、二塁から4番正代の適時打で勝ち越すなど一挙5点を挙げた。11日の決勝で、日本一をかけて、西武ライオンズ・レディースと戦う。
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