今永 昇太(いまなが しょうた、1993年9月1日 - )は、福岡県北九州市八幡西区出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。
DeNA入団後の2018年には、現役のプロ野球選手として初めて北九州市特命大使(スポーツ)を委嘱されている。
永犬丸西小学校時代にソフトボールを始めると、北九州市立永犬丸中学校への進学後に軟式野球部へ所属。
投手としては身体が小さく、野球強豪校からのスカウトを受けるほどの成績も残せなかったため、中学卒業後は自宅の近くの公立校・福岡県立北筑高等学校へ入学した。
北筑高校では硬式野球部に所属。同校は下校時刻が19時30分のため「平日の練習時間を2時間半に限る」という環境の下で、1年生の秋から対外試合に登板した。
在学中は春夏ともに甲子園球場での全国大会出場は果たせなかったが、3年時の春季福岡県大会1回戦で折尾愛真高校戦で14三振を奪い、NPB球団のスカウトからの注目を集めた。
同年の夏の甲子園福岡県予選では、4回戦に進出、小倉高校戦で最速144km/hのストレートを武器に好投したものの1-2で惜敗し甲子園出場は叶わず、
高校卒業前に中日ドラゴンズから「下位になるけど、指名させて欲しい」旨を伝えられたこともあったが、卒業後は駒澤大学へ進学した。
駒澤大学では、1年生の春から東都大学リーグの公式戦に登板。1年時のリーグ戦では、当時4年生だった戸柱恭孝とバッテリーを組むこともあった。2年生の春季リーグ戦からエースの座に就く。
3年生の春季リーグ戦で3試合連続完封勝利を記録すると、秋季リーグ戦では、MVP、最優秀投手、ベストナインの3冠を獲得するとともにチーム26季振りの優勝に貢献。
在学中はリーグ戦通算46試合に登板。18勝16敗、防御率2.03、281奪三振という成績を残した。