『実況パワフルプロ野球』(じっきょうパワフルプロやきゅう)は、コナミデジタルエンタテインメント(以下KDE-J、下記参照)から発売されている野球ゲームシリーズのタイトル。愛称は「パワプロ」。シリーズの累計売上は2022年時点で2400万本を超える。
開発チームであるパワプロプロダクションの作品は、パワプロシリーズの他にも任天堂の携帯ゲーム機で発売されていたパワプロクンポケットシリーズ(略称:パワポケ)、主にPlayStation 2・3で発売されているプロ野球スピリッツ(略称:プロスピ)がある。
2005年12月15日発売の『実況パワフルプロ野球12決定版』まではコナミ(後のコナミホールディングス)から発売されていたが、2006年3月31日の持株会社移行後は、コンシューマ版はKDE-Jが、アーケード版は『実況パワフルプロ野球 BALL☆SPARK』からコナミアミューズメントが発売元となっている。
1994年、スーパーファミコン用ソフトとして第1作『実況パワフルプロ野球'94』が発売されて以来、最新データ版が定期的に発売されている。
登場する選手はすべて2頭身で、鼻や口が無く目だけの顔が特徴的であり(『パワプロ7』から眉毛がつき『パワプロ2010』からは「顔パーツ」によって選手ごとにビジュアルの特徴がつけられるようになり、『パワプロ2022』では輪郭が選べるようになる。それらは「パワプロくん」と呼ばれる。
それまでの野球ゲームとは操作方法が大きく異なっており、発売時から話題になった(従来の方法にも設定可能)。ファミスタに代表されるゲーム的な動作とは異なる、選手の見た目とは裏腹のリアルな動きを追求したシステムや操作性が特徴。
守備時に各塁へ送球する操作は、これまで「左手側ボタンで投げる塁を決め、右手側ボタンで投げる」操作が主流だったのに対し、本作では右手側のボタンのみで送球ができる。
これにより空いた左手側ボタンでボールを持った野手を操作できるようになり、戦術の幅が広がった。打法や投法のバリエーションなど選手のモーションは作品を重ねる毎に細かい動作が追加されている。
パワプロのトレードはザルだし
パワプロはミートゲーやぞ