横浜DeNAベイスターズ(よこはま ディー・エヌ・エー ベイスターズ、英語: Yokohama DeNA BayStars)は、日本のプロ野球球団。セントラル・リーグに所属する。略称は「ベイスターズ」「横浜」「DeNA」。また、「ハマ」「ベイ」「ベイス」「ハマベイ」「デナ」 とも呼ばれる。
神奈川県を保護地域としており、横浜市中区にある横浜スタジアムを専用球場(本拠地)としている。
また、二軍(イースタン・リーグ所属)の本拠地は横須賀市にある横須賀スタジアムである。更にその他には球団全体の練習場と合宿所が追浜公園内に設けられている。
1950年のリーグ分裂時に大洋ホエールズとして発足し、松竹ロビンスの合併などを経て、1955年から一貫して神奈川県内に本拠地を置き、
親会社の変更などにより球団名が大洋ホエールズ→横浜大洋ホエールズ→横浜ベイスターズと変わったのち2012年よりDeNAを親会社とする現球団名となり、現在に至る。
林兼商店(後の大洋漁業→マルハ、現・マルハニチロ)の実業団チームとして1929年5月に山口県下関市で創立され、翌1930年の第4回全日本都市対抗野球大会では初挑戦ながら、全国大会出場を果たした(初戦敗退)。
翌年は中国大会でベスト4に入るなどの成績を残したが、世界恐慌の影響などで1932年の第6回全日本都市対抗野球大会前に休止状態となり、軟式野球部だけが太平洋戦争開始前後まで存在していた。
戦後、1946年6月に大洋漁業(1945年12月に改称)軟式野球部として復活、同年11月(一説には1947年3月)には硬式野球部へ変更された。
その後の都市対抗野球では全国大会の常連となり、1948年には国体で優勝し、一躍名を上げる。