2017~21年に巨人、楽天で通算83試合に登板した池田駿氏(30)が17日、超難関とされる公認会計士に合格したと自身の「X」(旧ツイッター)で明かした。公認会計士・監査審査会のホームページによると、今年の公認会計士試験の願書提出者に対する合格者は7・6%。元プロ野球選手としては異例のセカンドキャリアを歩むことになった。
スポーツ報知の取材に応じた池田氏によると、21年頃から簿記の勉強を始め、21年シーズン終了後に現役引退を決断してからは1日平均10時間の猛勉強。「2年間で勉強を休んだ日は1日だけで、どれだけ忙しくても3、4時間は勉強するようにしてました」。約2年間の必死の努力が「合格」という結果に結びついた。
中学3年頃から独学でハマった趣味はピアノ。作曲もこなし、ゲーム「太鼓の達人」ではあっさりと「達人レベル」まで達するなどマルチな才能を持っていた左腕。またしてもグラウンド外で偉業をつかんだ。現役時代は1年目の17年から33試合に登板。20年シーズン途中にウィーラーとのトレードで楽天に移籍し、同年も21試合に登板するなど、主に救援左腕として通算83試合に登板して2勝3敗5ホールドの成績を残した。
今後について「公認会計士の予備校の講師になるので、キャリアやバックグラウンド関係なく努力を継続できれば合格できるということを伝えたいですし、そのサポートを全力でしたいです」と決意を語った池田氏。「X」では「一日中勉強させてくれた家族と、素敵な教材を提供してくれたCPA会計学院に感謝の気持ちでいっぱいです! 今日からまた新たなスタートとなりますが、会計士試験合格者の名に恥じぬよう精一杯頑張ります」と家族への感謝の思いも口にしていた。
◆池田 駿(いけだ・しゅん)1992年11月29日、新潟県生まれ。新潟明訓高から専大に進学し、15年にヤマハに入社。高3夏の甲子園では8強に進出し、日米親善高校野球の全日本選抜チームに選出された。16年の社会人日本選手権では優勝に貢献した。16年ドラフト4位で巨人入り。1年目にいきなり33試合に登板し、17年には結婚。20年途中に楽天へ移籍し、21年終了後に現役引退を決断した。
https://hochi.news/articles/20231117-OHT1T51229.html?page=1
自分から引退したような記憶がある
美味しい資格じゃなくなっちゃったんだよや
イチローは東大余裕とか言われてたよな
それにしてもちょっとくらい実務経験あった方がええんとちゃうの
教える立場なら受かってすぐの方が良い