クリケットの打率の影響を受けて、野球の打率が成立した。
クリケットでは、18世紀以来、打率という指標が用いられていたのだが、出塁(進塁)/ アウト という率が用いられていた。
野球の成立に重要な役割を果たして「野球の父」と呼ばれているイギリス人ジャーナリスト、ヘンリー・チャドウィックはもともとクリケットをして育った人物であるが、彼が19世紀末にクリケットの影響を受けてそれに似た指標を用いることを思いついた。ただし、クリケットの打率の数式である 出塁(進塁) / アウト をそのままコピーするのではなく、安打数 / 打数 という数式を使うことを思いついた。というのは、クリケットでは出塁(進塁)はもっぱら打者の個人的スキルによるものなのでクリケットの数式で良いのだが、野球では出塁(進塁)は他に良い打者がいるかどうかの影響を少なからず受けるから、野球という競技の特性を考えるとこちらの数式のほうがひとりひとりの打者の個人的な能力を測るのに一層適した指標を提供するであろう、と気づいたからである。
もちろんnpbの月間個人成績の話です
有理数で四捨五入してこれになるための必要な打数が多いとかで
正解
.249にするには最低169打席いる