福岡ソフトバンクホークス (ふくおかソフトバンクホークス、英語: Fukuoka SoftBank Hawks)は、日本のプロ野球球団。パシフィック・リーグに所属している。法人の会長は王貞治が務めている。
福岡県をフランチャイズとし、福岡市中央区にある福岡PayPayドームを本拠地、北九州市小倉北区にある北九州市民球場を準本拠地としている。また、二軍(ウエスタン・リーグ所属)の本拠地は筑後市津島にあるHAWKSベースボールパーク筑後(タマスタ筑後)を使用している。
1938年から1988年までの50年にわたり、基本的には南海を親会社とし大阪府の大阪スタヂアムを本拠地として活動。1989年からはダイエーに売却されるとともに本拠地を福岡市に移して福岡ダイエーホークスとなり、2005年からは本拠地を変えずにソフトバンクを親会社とする福岡ソフトバンクホークスとなった。
1938年3月1日に南海鉄道を親会社とする南海軍(なんかいぐん)が結成され(運営会社は「南海野球株式会社」)、関西の私鉄界では阪神電気鉄道、阪神急行電鉄(阪急)に続く3番目のプロ野球球団となった。阪神の細野躋や阪急の小林一三が南海の寺田甚吉社長と小原英一取締役に設立を勧め、寺田のツルの一声で決まったとされている。誕生に際しては「陣痛の苦しみを知らぬおおらかさで産声を上げた」と『南海ホークス四十年史』で記述されている。本拠地は大阪府堺市の堺大浜球場。