2021年は開幕ローテーション入りした。4月14日の対オリックス戦(福岡PayPayドーム)でのシーズン3度目の先発で、6回2/3を4安打無失点と抑え、球団史上2人目の40歳以上の先発勝利投手になると、次の登板の同月21日の対楽天戦(福岡PayPayドーム)で球団初の40歳以上の複数勝利投手となった。6月6日(対阪神・甲子園)には7回無失点で勝利投手となり、同学年でダイエー時代の同僚だった杉内俊哉が持つ交流戦最多勝利数(26勝)に並んだ。
2022年も開幕ローテーションに入り、5月29日の交流戦対広島3回戦(PayPay)で、41歳にして自己最速となる149km/hを記録。6月19日の対楽天8回戦(PayPay)では、1回表1死から3者連続三振を奪い、2回表に島内宏明を三振に打ち取った時点で、杉浦忠の持つ最多奪三振の球団記録1756を超える1757奪三振を記録、この試合では6回1失点で勝利投手となり、日米通算150勝を併せて達成した。9月30日の楽天25回戦(楽天)に先発し、5回1失点で今季7勝目を挙げ、NPB通算150勝を達成した。
2023年も開幕ローテーションに入り、4月5日のオリックス戦(京セラドーム)で5回4安打無失点で白星を挙げ、42歳1か月での勝利投手は、1991年の今井雄太郎の41歳9か月を超える球団新記録となった。5月24日に通算2000投球回を達成。オールスターゲームには監督推薦で7年ぶりに出場した。第1戦(7月19日・バンテリンドーム)の4回に登板、1イニングを1奪三振を含む三者凡退に抑えた。この登板がオールスターゲームでのパ・リーグ最年長登板(42歳4か月)となった。10月3日の対楽天戦(PayPayドーム)で5回1/3無失点で8勝目を挙げ、自身の持つ球団最年長勝利投手記録を更新するとともに、NPB史上4人目、2008年に当時43歳の山本昌(中日)が11勝を記録して以来15年ぶりとなる42歳以上で8勝目、加えてNPB史上6人目、パ・リーグでは初となる40歳以上で通算20勝目を同時に記録した。