松井 稼頭央(まつい かずお、本名:松井 和夫〈読み同じ〉、1975年10月23日 - )は、大阪府東大阪市出身の元プロ野球選手(内野手・外野手、右投両打)、プロ野球監督。
現役引退後、2019年シーズンから埼玉西武ライオンズの二軍監督、一軍ヘッドコーチを歴任し、2023年シーズンからは一軍監督を務める。現役時代も同球団で活躍し「(二代目)ミスターレオ」と呼ばれた。シーズン長打NPB記録保持者。日本人初の内野手メジャーリーガー。
ドラフト前に読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズ、福岡ダイエーホークスから話があったが、巨人とダイエーからは投手ではなく野手として指名するという話だった。1993年のドラフト会議で西武ライオンズが3位指名で交渉権を獲得し、契約金5000万円、年俸450万円(金額は推定)で入団した。西武からは野手として指名された。背番号は「32」。
2019年シーズンから埼玉西武ライオンズ二軍監督に就任。背番号は77。
2022年シーズンからは西武の一軍ヘッドコーチに就任。
同年10月13日、監督を勇退した辻発彦の後任として2023年シーズンから一軍監督に就任することが発表された。背番号はコーチ時代と同じ77 。
松井秀喜と区別するため、日本のマスコミでの表記は「松井稼」となっている。リトル松井やリトルゴジラと呼ばれることもある。2011年は楽天に松井宏次が在籍していたため、球場のスコアボード表記も「松井稼」となり、アナウンスはフルネームだった。2014年からは楽天に松井裕樹が在籍するためアナウンスはフルネームであるが、スコアボード表記は「松井」となる。メッツ時代には、テレビ中継で Kaz Matsui と表記されたことがある。
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