青木 宣親(あおき のりちか、1982年1月5日 - )は、宮崎県日向市出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。
愛称はノリ(Nori)。
NPB史上唯一の2度のシーズン200安打達成者(2005年、2010年)であり、NPB歴代4位のシーズン安打記録(209安打)を保持する。
日向市立日知屋小学校に入学した後に1年生時から正式に全日知屋スポーツ少年団の一員となり、6年生時には投手として県大会優勝を果たす。しかし日向市立富島中学校ではチームがそれほど強くなく、県大会の上位進出は果たせなかった。宮崎県立日向高等学校では2年生時からエースとなり、3年生時の1999年春季九州大会では県予選を勝ち抜くが、2回戦で東海大五高に9回裏サヨナラ負け。同年夏の宮崎大会は準々決勝で鵬翔高に敗れた。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科(現・スポーツ科学部)に指定校推薦で進学。本人は「とにかく勉強するよりなかった」と語っている。高校時代に肩を壊したため、大学では野手へ転向した。
早大の同期には鳥谷敬・比嘉寿光・由田慎太郎、1学年上には和田毅、1学年下には田中浩康、2学年下には武内晋一・越智大祐がおり、後に6人全員がプロ入りした強力打線「1番・田中、2番・青木、3番・鳥谷、4番・比嘉、5番・武内、6番・由田」でチャンスメーカーとして活躍し、早稲田大学野球部史上初のリーグ戦4連覇に貢献している。2002年の3年春の東京大学1回戦では5打数5安打5打点1四球の活躍で、1試合6得点という六大学野球記録を達成した。同年の東京六大学野球秋季リーグ戦では、打率.436で首位打者のタイトルを獲得した。同リーグにおいて、ベストナインを3回受賞している。通算58試合出場で190打数63安打(打率.332)、0本塁打、20打点。この大学時代、鳥谷を視察に来たヤクルトスカウト陣が足の速いセンターであった青木に着目し、ドラフト指名に繋がった。
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