【絶賛】巨人秋広優人（２０）、とうとう目覚めるwwww（2023春季キャンプNPB）

　巨人・秋広優人外野手（２０）が２日、サンマリン宮崎でのフリー打撃で驚異の１５本のサク越えを披露した。オフには体重を６キロ増量した中、スタンドインの大半が中段より上に飛ばすなど、変身。大久保博元打撃チーフコーチ（５６）は「松井が入ったときぐらいの打撃」と絶賛した。高卒３年目が外野の開幕スタメン争いに殴り込む。

　「（打球が）伸びているなと思いますし、逆方向の伸びも去年とは違うような感じがある。すごくいい感じで来ていると思います」

　昨季は１軍出場なし。今季、外野は原監督の中に右翼・丸の構想があるが、レギュラーが確定していない中堅や左翼の争いに割って入りたい。ロマンあふれる２０歳に指揮官は「まだ２日目だからね。心より成長したなとは思うけどね、まだちょっと控えておきたいな」と慎重な姿勢を示した上で、「いい方向に行ってると思いますよ。食堂、夕飯なんかでも要するに、全て体、全て野球に、というものが目覚めてきたなという感じがします」と評価した。

　明らかにスイングスピードが上がった。インパクトもさらに強くなっているように感じた。加えて、あの体格。飛距離が出るのもうなずける。１年でこんなに変わるものか。感心した。

　昨年は上体の反動を使って遠くに飛ばそうとしていた。タイミングが合えばいいが、詰まりも増えるから率は安定しない。今なら、スイングの強さで打球が飛ぶことが分かったと思う。いかに実戦で、このスイングを貫けるか。自分の“間”でコンタクトしなくては意味がないので、そこに注目していきたい。