「2番打者にイチローがいる!」
侍ジャパンの試合を見たあるMLBのスカウトが驚いたのが近藤健介(29)だ。
【画像】「典型的に弱いチーム」と新庄野球に対する本音を語る近藤
「選球眼が良く四球を選べ、長打も打てる。守備もライトでそつなくこなす。何より本塁打を放った韓国戦で『勝ち切ること、そこだけ意識してやった』と語るなど、勝利への執念がイチローのようでした」(スポーツ紙記者)
横浜高校から2012年に日ハムに入団した近藤は、19、20年と最高出塁率のタイトルを獲得。代表の国際大会では過去に3度、優勝している。
大谷翔平も日ハム時代に「あのバッティングを超えないと、DHの僕は使ってもらえない」と語っていたほど。
「試合後、年上のスタッフがティーバッティングに付き合っていた時のこと。出すボールのタイミングが悪かったのか、『遊びでやっているんじゃないんですよ!』と怒っていたのも、1度や2度ではない」(前出・記者)
番組は新庄剛志政権下の22年2月のキャンプ以降、チームの中心選手の近藤と、同学年の投手・上沢に密着。シーズンオフまで“門外不出”の条件で、何度もインタビューを重ねた。そこで俎上に載ったのが、監督就任時に「優勝なんか一切目指しません!」と宣言した、新庄采配への率直な思いだった。
近藤はチームについて「典型的に弱いチーム。連勝して連敗する」とバッサリ。モチベーションとしては「勝った方が楽しい」としながらも、「勝とうと思ってないんで何とも思わないですけどね」と語る。
新庄監督については、勝ちを狙っておらず、ある意味「言ってることを統一」していると痛烈な皮肉。「監督に従うのが僕らの仕事」「コマにしかすぎないと思う」と、諦めムードだった。そして移籍した理由についてはこう述べたのである。
まぁ最低一回は日本一にはなれるやろな
来年は山本アメリカ行くし