今永 昇太(いまなが しょうた、1993年9月1日 - )は、福岡県北九州市八幡西区出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。横浜DeNAベイスターズ所属。
DeNA入団後の2018年には、現役のプロ野球選手として初めて北九州市特命大使(スポーツ)を委嘱されている。
大学4年生時には、「大学ナンバーワンの左腕投手」と評価される一方で、左肩を痛めて春季リーグ戦の登板を回避した。
秋季リーグ戦で復帰したが調子が上がらず、チームも2部に降格。その影響でNPB入りを真剣に悩んだことから、プロ志望届を提出したのは、締切の2日前だった。
2015年ドラフト会議では、横浜DeNAベイスターズから1巡目で単独指名された。担当スカウトは武居邦生。契約金1億円、年俸1500万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号は21。
同年のドラフト会議では、大学時代の先輩だった戸柱(大学卒業後にNTT西日本に所属)もDeNAから4巡目指名を受けた。
夢のような時間を過ごした今永が戦いを終えて感じた「世界一のチームにあったもの」とは何なのだろうか。
「選手1人ひとりの能力が高いというのは大前提の話ですが、それ以上にたとえ劣勢でも、全く劣勢ではないような空気感を出せる、というのが一番感じたところなんです」
準決勝のメキシコ戦。7回表まで0-3というビハインドの中、ベンチにいた今永は不思議な感覚に包まれていた。
「あれ、本当に0-3で負けてるのかな? って。みんながイケると思っていたし、僕自身もこれは逆転しそうだぞ、と本気で思っていたんですよ。それはたぶん、みんながやるべきことをしっかりやるという前提の上で、自分の結果だけにフォーカスせずにチームがどうすれば勝てるかということを体現した結果の空気感だと思うんですよ。僕がそれを一番感じたのは、やっぱり大谷選手なんです」
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