阪神・森下“勝負バット”実戦でテストしていた!大胆ルーキー「1軍で試せる機会」2種類を打席ごとに交換
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/09/20/kiji/20230920s00001173060000c.html
14日の優勝決定後は、重さが異なる2種類のバットを実戦でテスト。3試合、16打席連続無安打は、ルーキーらしからぬ大胆な取り組みの“代償”だった。伝統の一戦のシーズン最多18勝が懸かるきょう20日からの巨人2連戦(甲子園)も、ポストシーズンも、岡田監督、虎党の皆さん、心配はご無用だ。
16打席も無安打が続けば気分がめいるはずだが、虎のドラ1森下は並のルーキーとは違った。7連戦と8連戦の間にできた休日。9月でも元気な太陽の下、鳴尾浜の虎風荘から姿を見せ、不振の真相を明かした。
「重いバットを使ってみたり、まあいろいろと試しているので。結果は出なくてもしょうがないかなと思っているので」
14日の優勝決定後は、「いい意味で1軍で試せる機会」と捉えていた。865グラム前後と880グラム前後の2種類のバットを「打席ごとに変えたりしているので」と試行錯誤を繰り返している。開幕前から使う軽い方と、「長打力を売りにしたい」という理由でシーズン途中で取り入れた重い方のどちらが金のおので、銀のおのなのか。ポストシーズンへ、最終の見極め作業をしていたのだ。