岡林 勇希(おかばやし ゆうき、2002年2月22日 - )は、三重県松阪市出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。中日ドラゴンズ所属。
兄は元プロ野球選手の岡林飛翔。
NPBにおける、21世紀生まれ初の打撃タイトル獲得者。
松阪市立徳和小学校2年時に2学年上の兄・飛翔と共に野球を始めると、松阪市立久保中学校時代は硬式チーム「松阪梅村リトルシニア」(現:奥伊勢松阪リトルシニア)でプレーする。
投手としてのプロ入りを目指し、他の強豪校の勧誘を蹴って兄が在学する三重県立菰野高等学校に進学すると、入学してすぐに141、2km/hを計測。3年夏は「エースで4番」として、チームを県大会ベスト4に導いた。1学年上に田中法彦がいた。
2019年10月17日に行われたドラフト会議で、中日ドラゴンズから5位指名を受け、11月10日に契約金3000万円、年俸550万円で仮契約を結んだ。背番号は60。ドラフト時は投手での指名だったが、兄のアドバイスもあって2020年の春季キャンプから外野手に転向することが決まった。
岡林は何度も「引き出し」という言葉を口にし、自身を木に例える。「木が枝分かれしているように、引き出しはあればあるほどいい。花が咲くこともあれば、枯れることもある。そうやって育っていくのがいいじゃないですか。コンクリートの電柱だったらつまらない」