金本 知憲(かねもと ともあき、1968年4月3日 - )は、日本の元プロ野球選手(外野手)、野球解説者・野球評論家、指導者。広島県広島市南区青崎出身。
1002打席連続無併殺打は日本記録であり、1999年から2010年にかけて達成した1492連続試合フルイニング出場と13686連続イニング出場は世界記録である。
平成での最多本塁打の記録も持つ。
2016年シーズンから2018年シーズンまで阪神タイガース監督を務めた。
広島市立青崎小学校4年時にリトルリーグ「広島中央リトル」で野球を始めたが、練習についていけず、また体育の授業で手を骨折して練習が出来なくなったこともあり、わずか1年で退部した。
一学年下の野村弘樹が同チームのエースで四番打者だった。その後は町内会のソフトボールや広島市立大州中学校の軟式野球部でプレー。広島高校に落ちて、広陵高校に入学、硬式野球部に入部。2年生からレギュラーとなる。
一学年上のエース本原正治を擁し、左翼手として1985年の広島大会決勝に進出するが、広島工業に敗退。翌年も広島大会で敗れ、全国選手権出場はなかった。高校通算20本塁打。
法政大学野球部のセレクションを受ける準備を進めていたが、当時の広陵監督が本当なら8月に行われるセレクションを12月だと金本に告げ、金本はそれを信じてしまったために受けられなかった。
1年間の浪人生活の後、中央大学野球部のセレクションを目指すが、中央大学の監督からは浪人は推薦がないと聞かされていたものの、広陵の監督が「推薦は大丈夫」だと言い、金本はそれを信じてしまう。
金本はこのことについて、監督に二度も騙されて目の前が真っ暗になったと述べている。この間、ヤクルトスワローズの入団テストを受けたがこれも不合格。