少年野球のコーチである実父の影響で西脇市立桜丘小学校3年生のときに黒田庄少年野球団で野球を始め、西脇市立黒田庄中学校では軟式野球部に所属し、投手と内野手を兼任していた。中学3年時には兵庫県選抜で全国大会優勝を経験したが、選抜のチームメイトであった松本航の実力に圧倒され、投手を断念したこともあった。
東洋大学附属姫路高校へ進学すると、1年秋からベンチ入り。投手も務めていたが、本職は三塁手であり、3年夏も背番号5を背負ってマウンドに上がった。高校時代の最高戦績は2年夏の県大会準優勝であり、甲子園出場経験は無し。投手としては最速143km/hを計測していた。
東洋大学経営学部会計ファイナンス学科への進学後は投手に専念し、1年秋から東都大学野球リーグ戦に登板。3年秋にリーグ戦初勝利を挙げると、5勝1敗を記録してチームのリーグ優勝に貢献し、ベストナインと最優秀投手を受賞。4年春は守護神として9試合に登板し、チームのリーグ優勝に貢献した。日米大学野球選手権とハーレム国際大会の日本代表に選出され、12大会ぶりに優勝を果たしたハーレム国際大会では、クローザーとして決勝戦にも登板し、胴上げ投手となった。2018年8月29日に神宮球場で開催されたU-18アジア選手権日本代表の壮行試合では、大学日本代表の7番手投手として9回表に登板すると、最速158km/hを計測。9月19日にプロ志望届を提出した。同級生に中川圭太、梅津晃大、上茶谷大河、末包昇太、藤井聖がいる(梅津とは学部学科も同じ)。
10月25日に開催されたドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから1位指名を受け、11月27日に年俸1500万円、契約金は1億円プラス出来高5000万円(金額は推定)という条件で入団に合意。12月6日には新入団選手発表記者会見が行われた。背番号は20。
お忙しい中お集まりいただきありがとうございます。こんにちは。この度、西武ライオンズ様よりご指名を受けました・・・
か・い・の・ひ・ろ・しでぇぇぇっっすぅぅぅ!!!」
これぐらいやってくれたら甲斐野のこと生涯応援する