ソフトバンク株式会社(英: SoftBank Corp.)は、ソフトバンクグループの連結子会社にして、携帯電話などの無線通信サービス(移動体通信事業者〈MNO〉)および長距離、国際通信を提供する日本の大手電気通信事業者。
旧商号はソフトバンクモバイル株式会社(2015年7月1日付で商号変更)。日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ。
携帯電話の「SoftBank」ブランドはSoftBank、サブブランドについてはY!mobileおよびLINEMO、協業によるMVNO(仮想移動体通信事業者)や吸収合併により継承した他ブランド(PHS事業を含む)などについては、それぞれ別記事で扱う。
会社組織上の原点は、日本国有鉄道の分割民営化に先立ち、1986年に国鉄の鉄道電話事業の継承を目的として設立された、JRグループの鉄道通信株式会社である。
その後の1989年、旧国鉄が新電電(NCC)の子会社として設立した日本テレコム(初代)を吸収合併。日本テレコム(2代)へ改称した。
1991年、日本テレコムは携帯電話(移動体通信)事業に参入するため、関東甲信・東海・近畿の各地域においてPacific Telesis(その後、移動体通信をAir Touchに分割)、JRグループ他との共同出資により、デジタルホングループを設立。
一方で、北海道・東北・北陸・中国・四国・九州では、1994年、日産自動車他との共同出資により、デジタルツーカーを設立。IDOとDDIセルラーと同じく、ローミングにより全国サービスを提供した。
1997年、デジタルホンおよびデジタルツーカーの共通ブランドとして「J-PHONE(ジェイフォン)」を制定。